約1か月前に読了したから、最近でもないな。
◎ナラタージュ 島本理生
島本理生さんの小説は、最初に「ファーストラヴ」を読んでいました。小説の前に映画化されたものが気になっていて(北川景子さんが美しすぎる&芳根京子さんの狂気的演技)観に行きたい…と思っていたのですが、いつの間にか上映期間が終わっていて残念でした・・・。小説は読後の後味が悪いわけではなく、テーマがテーマなだけにジワっと残るものがありました。
それから島本さんの小説が気になり、2冊目は「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」を読みました。椎名さんの大人の雰囲気が良いのよね・・・。主人公目線で見ていると、色々葛藤はあると思いますが、主人公と椎名さんの穏やかな関係性に憧れました(‘_’) 登場人物に毒っ気が少ないところも良かった。
「ナラタージュ」も面白かったです。葉山先生もまたミステリアスで落ち着いていて、現実にこんな人いる?て思うけれど、小説だから良き。個人的に、最初の小野君と主人公の出会いから~にときめかせといて、どんどん関係が残念になっていく感じがリアルで印象的だった。
◎夏の庭 湯本香樹実
今更読みましたが、よく書店の目立つところに並んでいるのを見ます。
シンプルに泣いた・・。小学生3人と、老人の話。少年視点で書かれていますが、子どもならではの心の内なんかも素直に読めました。
一緒に花を植えたり、洗濯物を干したり、何気ない時間が記憶に残るのよね。気の強い老人に可愛らしさが見えてきたところも良かった。果物むいて待ってくれているのはお爺、お婆あるあるなのかね。懐かしい気持ちにもなりました。
◎博士の愛した数式 小川洋子
勝手に恋愛小説だと思っていたけど違かった。博士と家政婦さんとその息子さんの物語。博士がかなり癖強で個性的だけど、憎めない。大きな事件とかがあるわけではないから、3人の時間がゆっくり描かれていて、あたたかいです。
3連休の初日だけど、台風がきているので家で大人しくしていました。
本はたまに読んでいるけれど、読み終わって実家の本棚にしまうだけだったので、なにかに感想を書いとかないと勿体ないかなぁと思い始めました。書評なんて大層なものを書く感性は育っていないので、ちょこちょこ日記を書く気分で記録を残していこうかな~と思います。
午前中は掃除・洗濯をして、午後はブログを書いたりと1日部屋にいましたが、なんか息が詰まる感覚。
姿勢が悪いのか、単に疲れが蓄積しているのか、ホルモンバランスが乱れているのか、自律神経か生活習慣か・・・、全部思い当たる節があるけど。。そろそろデトックスしたいね。